2018年 10月 25日
読後感想文 ! |
すぐに読み終わりました。
20年前、職場での仲間はずれ(虐め)で悩んでいた頃に読みました。
当時は中学2年の子と全く同じ心情で私の気持ちを的確に言葉にしている事に驚きました。
今回読み直してどの部分に感動したのか思い出せません。サラッと読み終わりました。
あの時の追い詰められて誰にも分かって貰えず、7人しか居ない小さな職場で無視されるという信じられない体験があります。
転勤のある職場だったので1年で解決したのですが、追い詰められていた体験は今でもフラッシュバックします。
大人の集団(7人)で別の人をターゲットに凄い虐めがある場所に一人で転勤で入った私はどうしても同調出来ませんでした。
虐めのリーダーは所長で、彼に合わせているのは二人だけ・・・別の二人は見て見ない振りをしていました。
小さな集団でも中学校のクラスで起きている構造と同じでした。
あの時、被害者をかばう事でリーダーの攻撃が私に向かいました。私には大人の社会で目の前で堂々と虐めが行われるなんて信じられませんでした。
見ない振りをする人は私から見てもかなり真っ当な人でしたが、平和の為に逆らわなかったのでしょう。それが私が騒ぐものだから困っていたようです。
一年後に転勤で別れる時、真っ当な彼が「何も出来ずに申し訳なかった。でも感謝している。」と言ってくれました。
そのすぐ後に亡くなってしまったので、かなり心配させていたのかと思います。
色んな事がありましたが、今の平和な私がこの本を読んでも普通の体験本と同じになってしまいます。
あの時は同じ体験の中で出会った言葉が私には救いになっていました。
「大人なのに中2の子と同じじゃないか・・・」この境遇はパターン化されているものなんだと考える事で冷静になれました。
こんなに違った気持ちで読むとは思わず、色んなことを思い出しましたが、やっぱり私は目の前で虐めがあっても見ない振りは出来ない面倒くさい人間です。
その時にかばった彼女は、「戦友」と呼んで心の友です。どちらかといえば助けられています。
by pamumama
| 2018-10-25 22:45
| 学んだこと
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