2015年 06月 30日
地域包括ケアシステム |
でも当事者である70歳以上の人は30%の人しか知らなくてしっかりと内容はわからないとのことです。
このシステムは、「在宅医療」「在宅介護」を目的としたものでいろいろ考えられているようです。
でも、肝腎の高齢者家族の気持ちと乖離している気がします。
高齢者の家族は高齢であり「私には看られない」という人が多いです。
在宅がサービスを使うことで可能になると話しても、「子供たちも反対するから・・・」
相談のほとんどが「転院」と「施設入所」です。
子供たちに至っては「お金がかからない方法」が第一です。
「安い施設を紹介してほしい。」「面会に行く回数が少なくて済む所を・・・」
子供家族は、高齢の親の生活を見る余裕がなく自分たちの生活でイッパイイッパイです。
いくら国が太鼓を叩いても、「踊ることの大変さ」しか伝わらず、またもや無駄なお金がどこかに流れてゆくだけです。
いつも国の考えることと当事者の考えることに大きな違いがあるのをみんなが指摘しても直らないのはどうしてでしょうか?
今回「地域包括ケアシステム」のモデルケースとして挙げられたところは、若者が少なくて近所で助け合うしかない所の追い詰められたケースです。
そこまで追い詰められていない人はどうしたらいいのでしょうか?
そんなことを考えながらお弁当を食べていました。
by pamumama
| 2015-06-30 12:57
| 介護
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